今回はローズカットが施された天然石ルースを石留した14kgfピアスをご紹介です。
ローズカット(rose cut)とは三角形の面が組み合わさったカットのことで、その形状がバラのつぼみが開いたように見えることからこの名前が命名されたといわれています。
ラウンドやオーバルの形状の他に、原石の形に合わせて研磨されたものなど様々な形状のものがありますが、一般的にファセットと呼ばれる研磨面が三角形であればローズカットと呼ばれます。
ローズカットは底面が平らでクラウン側(上部)を半球状のドーム型にカットした形状のものが一般的で、クラウン側(上部)にテーブルと呼ばれる平らな面を持たないのもローズカットの特徴になります。
ちなみに底面が平らではなく両面が同じく三角形の面にカットが施されているものはダブルローズカットと呼ばれます。
ローズカットにはファセットの数の多いダッチローズカットと呼ばれるものや、簡略化されたカットが施されファセット面が少ないシンプルローズカットと呼ばれるものとがありますが、研磨技術が進んだ現在ではダッチローズカットが主流となっていて、シンプルローズカットをアンティークジュエリー以外で目にすることはほとんどありません。
ローズカットは芸術が盛えたルネッサンス時代のヨーロッパの王族貴族の社交界で人気を博したカットデザインで、16世紀後半にオランダの研磨職人たちによって考案されたと言われています。当時は電灯が発明される前であったため、太陽の自然光やロウソクの明かりの元で幻想的に輝くローズカットが施されたダイヤモンドは人々を魅了し大人気となりました。
時代を超えても今なお愛されているローズカットは、現在ではアンティークな味わいのジュエリー&アクセサリーのデザインに欠かせないカットスタイルとして根強い人気があります。ローズカットが施された宝石はファセットカットが施された宝石と比べ、控え目で奥ゆかしい煌めきを放ちます。つつましやかで上品な美しさが感じられ、個性を大切にする方にオススメのデザインです。
この記事で紹介いたしましたローズカットの天然石ルースを石留した14kgfゴールドフィルド製の天然石ピアスは、弊社オンラインショップのネイチャーガイダンス・グリーン店とアートソースにて販売中です。興味のございます方は、以下のリンクより弊社オンラインショップの商品ページをご確認下さいますようお願い致します。
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