14kgf空枠付ポストピアスパーツを使ったピアスの作り方と、4本爪と6本爪の選び方のご紹介です。
こちらはラウンド・ファセットカットの宝石ルース(裸石)を石留めすることができる、立て爪の石座(空枠・石枠)の付いたポストピアスタイプのピアス金具になります。
(※ラウンド・ファセットカット専用となりますので、ラウンド・カボションカットの宝石ルースを石留めすることはできません。)
立て爪の石座(空枠・石枠)の部分も、ポストピアスの部分も、全て14金ゴールドフィルド(k14gf)製になります。
立て爪の石座(空枠・石枠)の部分のデザインは、ラウンド・ファセットカット用は4本爪のタイプと6本爪のタイプの2種類、サイズはΦ2mm・Φ3mm・Φ4mm・Φ5mm・Φ6mm・Φ7mm・Φ8mm・Φ10mmを品揃えしています。
(※ファセットカット用ではラウンドのほかに、オーバル、スクエア、ペアシェイプ、ハート、マーキス等をラインナップしています。)
4本爪と6本爪、どちらのタイプを選ぶべきか迷われる方も多いと思いますので、4本爪と6本爪のそれぞれの特徴と選ぶポイントについてまとめました。
まずは、正面から見た画像で石座(空枠・石枠)部分のみを比較してみます。
2つの空枠は同じφ4mmのラウンド・ファセットカット用の14kgf空枠付ポストピアスパーツになります。
左が4本爪タイプ、右が6本爪タイプです。
爪の本数が違うのはもちろんのことですが、見比べてすぐにわかるのは、石座(空枠・石枠)部分の大きさの違いです。
(※今後、ロットにより仕様が変わる可能性もございますが、基本的にピアスポストの太さや長さは同じ仕様になります。)
同じサイズの宝石ルースを石留めすることができるのですが、石座(空枠・石枠)自体の大きさが全く異なっています。
サイドから見た画像で石座(空枠・石枠)部分のみを比較してみます。
4本爪タイプの石座は爪が放射状に少し広がった形状になっていますが、6本爪タイプの石座は爪はあまり広がっていないことがお分かりいただけると思います。
1本1本の爪自体の太さは4本爪タイプの方が少し太めです。
4本爪タイプ、6本爪タイプの石座(空枠・石枠)に、それぞれφ4mmラウンド・ファセットカットの宝石ルース(クリアのキュービックジルコニア)を石留めしてみました。
こちらの14KGF空枠付きピアスパーツ、使い方がとても簡単で、ワンタッチで石留めすることができます。
机などの安定した平らな場所の上に柔らかな布を敷き、ラウンド・ファセットカットの宝石ルースを「テーブル・ファセットを下に、キューレットを上」にして置いて、空枠付きピアスパーツの石座(空枠・石枠)部分を手に持って上から宝石ルースに押し込むだけです。
押し込むと爪が広がり宝石ルースが石座(空枠・石枠)に石留めされる仕組みです。
ポストピアスの部分を持って石留めすると、ピアスパーツを破損してしまう恐れがありますので、必ず石座(空枠・石枠)部分を持って作業して下さい。
正面とサイドから爪の形状をチェックして、爪が曲がっていたり、爪と宝石ルースの間が浮いていたりする場合は、プライヤー等を用いて爪の位置を調整します。
宝石ルースを石留めした後は、正面からは石座(空枠・石枠)の底の部分は見えなくなるので、石座自体のサイズの違いは見比べてみても、ほとんど気にならなくなります。
見た目を比較した印象としては、4本爪タイプはシンプルな印象、6本爪タイプは華やかな印象を持たれることと思います。
また、爪の数の分、6本爪タイプの方が4本爪タイプよりも、ほんの少し大きく見えます。
横から見た画像で比較すると、4本爪タイプは華奢でシンプルな印象、6本爪タイプは堅牢でカッチリした印象を持たれることと思います。
4本爪タイプは女性に人気の華奢でシンプルなデザインなうえ、使用されている14KGFゴールドフィルドの金属の量が少なくて済む分、製造コストが抑えられていて、リーズナブルなプライスが魅力となっていますので、できるだけ仕入れコストを抑えたいとお考えの事業者様におすすめです。
注意点としては、爪の本数が少ないことから、4本のうち1本の爪が少し曲がっただけでも宝石ルースを支えているバランスが崩れてしまい、石取れしやすくなってしまうデメリットがあります。
6本爪タイプは、4本爪タイプよりも少し仕入れコストは高くなってしまいますが、見た目にはより高級感があり、宝石ルースが6本の爪でホールドされますので、4本爪のタイプよりも石取れのリスクが少なくなるメリットがあります。
アクセサリーですので見た目重視で、好みのデザインを優先してパーツ金具を選ばれるのが一番なのですが、仕入れコスト・使い勝手・強度の違い等の様々な要素を考慮いただいたうえで、最適なパーツをご選択いただければと思います。
尚、弊社取り扱いの製品に限らず、立て爪デザインのアクセサリーにつきましては、落としてしまったり、ぶつけてしまったり等、衝撃をを与えることはご法度になります。
爪がほんの少し曲がってしまったり、爪と宝石ルースの間に髪の毛のような細いものが挟まったりしただけでも石取れしてしまうことがありますので、ご使用前・ご使用後に必ず正面とサイドから爪の形状をチェックすることも大切です。
この記事で紹介いたしました14kgfゴールドフィルド製の空枠付ポストピアスパーツは、弊社オンラインショップのネイチャーガイダンス・グリーン店とアートソースにて卸売価格にて販売中です。
ご興味のございます方は、以下のリンクより弊社オンラインショップの商品ページをご確認下さいますようお願い致します。
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